おばあちゃんと孫の心あたたまる交流を描いた話。でも、ありきたりの泣かせる設定ではなく、自然な演出を全面に出しているので、つくられた話という雰囲気がしない。孫を演じる子役以外は一般の人を使っているせいもあると思うが、やはり監督の映画づくりのうまさが光る。
自然な映画とはいっても、その裏には緻密な計算が確かにあるのは確か。前作の「美術館の隣の動物園」もそうであったが、表面にでない巧みな構成がイ・ジョンヒャン監督の持ち味だと思う。
- 出版社/メーカー: クロックワークス
- 発売日: 2004/03/26
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (45件) を見る