やはりハン・ソッキュはいい俳優だ。どんな役でもこなせる。この映画ではチンピラ役。軽いノリと寂しい影がうまくマッチした演技は秀逸。
最後までさびしい映画だ。家族を大事に思う主人公がなりゆきでヤクザになる。ヤクザもやはりファミリーの世界。親分のために忠誠にはげむが、最後はその親分に殺されてしまう。当時の韓国社会の急激な発展を背景に、翻弄される人たちの姿を描いたんだとおもうけど、やはり悲しい。でも、いい映画だ。
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