勝ったスイープトウショウは人気になっていたので、配当的には荒れたとは言えないが、展開としては荒れたレースになったと言える。過去のレースを見ても、秋華賞はハイペースで先行馬がバテて、後方が一気に差してくるという展開がやたらと多い。最近もあったし、あのファビラスラフィンの勝ったときも、後ろの馬が差してきた。ファビラスが圧倒的に強かったので前残りになっただけの話。開幕間もないよい馬場状態、京都の内回りの平坦コース、快足自慢の牝馬たち、これだけ条件がそろえばね。３歳牝馬が１分５８秒の前半で走るんだから、危うい展開になるのは不思議ではない。断然１番人気のダンスインザムードは４着だったが、決して走らなかったわけでなないと思う。今日の展開では、よほど力の差がないと勝ちきれない。
