暇人日記

毎日が暇です。

ガトリン、9.85秒で金

陸上100m決勝はアメリカのガトリンが金メダル。グリーンは3着だった。パウエルはかたくなったのかのびがなかったね。それにしても今回の100mは面白かったな。まさに世界の脚の共演。これほどハイレベルのレースを今までに見たことがない。特に上位5人は力が拮抗していて、走るたびに順位が入れ替わりそう。今の世界レベルは、10秒00で決勝進出、9.8秒台でメダル、9.8秒前半で金メダルというところか。ソウルで失格となったベン・ジョンソンの9.79秒は、当時はもの凄いと思っていたけど、もう当たり前の記録になってきたね。

ラソン野口みずき選手が見事な金メダル。日本選手は3人ともすばらしい走りをみせ、日本のレベルの高さを示した。ヌデレアバは2着に入ったけど、本命ラドクリフとケニヤのオカヨは棄権。毎回、マラソンほど予想がはずれる種目はないけど、今回もこんな展開になるとは思わなかった。日本選手の活躍はある程度予想できたが、あのラドクリフがコケるとは。マラソンでの持ちタイム比較がそれほど意味がないことを改めて感じたレースだった。違うコースのタイムを比べること自体、おかしいね。競馬で、強い馬が必ずしもレコードを出すとは限らないのと同じだ。