今考えると、戦前の旧制高校というのは、教養人を養成する機関の役割を十分に果たしていたんだと思う。当時、旧制高校に入ることは、すなわちエリートになることだったから、高等教育を受けること自体がエリート養成所に入ることだった。
- 作者: 村上陽一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/03/28
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今考えると、戦前の旧制高校というのは、教養人を養成する機関の役割を十分に果たしていたんだと思う。当時、旧制高校に入ることは、すなわちエリートになることだったから、高等教育を受けること自体がエリート養成所に入ることだった。