リヴィエラを撃ては重厚な作品だと思ったが、この新リア王はそれを上回る。あまりにもパワフルすぎて、軽く楽しむという感じではない。生臭い政治の世界を突き詰めていくと、対極にある宗教の世界に近づいていくのは自然のなりゆきだ。
- 作者: 高村薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/10/26
- メディア: 単行本
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リヴィエラを撃ては重厚な作品だと思ったが、この新リア王はそれを上回る。あまりにもパワフルすぎて、軽く楽しむという感じではない。生臭い政治の世界を突き詰めていくと、対極にある宗教の世界に近づいていくのは自然のなりゆきだ。