暇人日記

毎日が暇です。

高村薫著「新リア王」

リヴィエラを撃ては重厚な作品だと思ったが、この新リア王はそれを上回る。あまりにもパワフルすぎて、軽く楽しむという感じではない。生臭い政治の世界を突き詰めていくと、対極にある宗教の世界に近づいていくのは自然のなりゆきだ。

新リア王 上

新リア王 上