一昔前まで、近くて遠い国というのは韓国や中国を指す言葉だったが、今はロシアのことになるだろう。モスクワは確かに遠いが、極東ロシアはすぐそこにある。それにもかかわらずロシアへの関心はそれほど高くない。
書店の語学書コーナーに行ってみると、韓国語や中国語の学習書はあふれるばかりなのに、ロシア語の本はほんのわずか。NHKテレビのロシア語会話も再放送を繰り返し放送している。
ソ連崩壊後のロシアの動きが激しすぎて、長期的につきあうにはちょっと心配。それだからこそチャンスがあるともいえるのだと思うが。
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/11
- メディア: 単行本
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