凝った映画だ。評価は高いようだが、技巧に走りすぎていると思う。撮り方といいセットといい。それがあまりにも目につきすぎる。こういうことが言いたいというメッセージだらけだ。からくりを盛り込みすぎて全体の流れが少し不自然。刃物で刺されているのに平気で起き上がってしまうのはどう考えても変だ。
男の描き方はうまいと思うが、女の方はそれに合わせているだけのように感じる。演技がいいのだから、もう少しなんとかならなかったのかと思う。
映画のつくりかたは斬新だし、注目を浴びるのはよくわかる。
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