暇人日記

毎日が暇です。

韓国版白い巨塔最終回

とうとう最後まで観てしまった韓国版の白い巨塔。なかなかおもしろかった。ただ、日本版と比べるとちょっと雰囲気が違っている。もともと原作は財前という野心家を通じて、医学界の負の部分を描く社会派小説だったと思うが、韓国版では財前の成功と挫折の物語といった趣きが強い。そのせいか財前はそれほどアクの強い性格ではなく、見ていて感情移入ができてしまう。
前半の教授選は多少の違和感があったが、後半の裁判編はストーリーが韓国ドラマ得意のドロドロした人間関係にぴったりなせいか、どんどんおもしろくなっていった。原作がよいといろいろなドラマができるものだ。
出演者の中では、やはり鵜飼教授かな。財前ももちろんよかったが。