暇人日記

毎日が暇です。

「金メダルへの2900日プロジェクト」

NHKBSのドキュメント・スポーツ大陸ミュンヘンオリンピックの男子バレーボールチームが取り上げられた。

もう34年も前のことになるので、最近ではあまりこの偉業が取り上げられることもなくなったが、やはりこの金メダルは画期的だった。

よく時間差攻撃の開発や松平監督のカリスマ性ばかりが強調されるが、決してそれだけではなかったことがよくわかる。金メダルの背景には緻密な計算とそれを支える的確な大局的判断あった。あらゆる方向から金メダルを取れるチームを作り上げられていた。

4年後のモントリオールの準決勝で日本はポーランドに負けたわけだが、テレビの解説者だった松平氏が、絶好調の選手を引っ込めた選手交代に対し、波にのっている選手を使うのが勝負の鉄則だと批判した。やはりわかっている人が指導者にならないと金メダルは取れないということなんだろう。