暇人日記

毎日が暇です。

NHKドキュメンタリー「史上空前の論文捏造」

なんともタイムリーな放送になったものだ。このドキュメンタリーは物理の世界で実際に起きた論文捏造事件についての話。
ベル研の研究者が高温超伝導について偽った論文次々に発表するという事件があった。画期的な内容だったので、一躍世界中の注目を集めノーベル賞確実とまで言われるようになった。だが、本当はは作ってもいない物質を作ったと発表してしまったので、いろいろと矛盾することが明らかになり、ついには発覚して研究所を追われるようになる。
同じグラフを使いまわしているなど、故意にやっているわりにはかなり杜撰な捏造行為だ。モノがないのだからいずれバレるのは明らか。ふつうに考えれば無理なことなのだが、そこはいろんな事情があったのだろう。