暇人日記

毎日が暇です。

高木彬光「ノストラダムス大予言の秘密」

スーパーで古本が売られていたのが目にとまり50円で購入。高木彬光は好きな作家。題材はおもしろいし、文章がすごく読みやすい。この本はノストラダムス大予言は本当に当たっているのかと反証を加えたもの。もともと予言そのものが詩で暗示するかたちをとっていて、はっきりと事件を指し示していないので、反論するのはそれほど難しくない。アラだらけの予言に突っ込みをいれても、それほど面白くないな。逆に予言の読み方を解説する方が読み物としては面白いし、ベストセラーになった五島氏の本はそうなっているんだろう。