暇人日記

毎日が暇です。

スパイ・ゾルゲ

このあいだBSで録画したもの観た。3時間の長い映画なのにメリハリがなく、少々疲れた。ドキュメンタリーのように時系列に事件を追っているので、話はわかりやすいが突っ込みが足りない感じ。ゾルゲ事件自体がスパイ小説のような実際の事件で、映画の素材としてはうってつけなはずなに生かしきれていない。配役も豪華なのに残念。唯一、良かったのはきれいな映像。昭和初期のレトロな感じがよくでている。レトロっぽくなりすぎて、戦時中を描くには迫力がでていないということもあるけど。こういう映像は庶民の生活をとりあげた映画には向きそうだ。