カトリーヌ・アルレーだから、ミステリーやサスペンス的な事件を期待して読み始めたが、ハラハラドキドキの出来事は起こらない。著者自身がモデルと思える主人公の、空虚で満たされない気持ちはよく表されていると思うが。ちょっと毛色の変わった作品。
- 作者: カトリーヌ・アルレー,安堂信也
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1982/12
- メディア: 文庫
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カトリーヌ・アルレーだから、ミステリーやサスペンス的な事件を期待して読み始めたが、ハラハラドキドキの出来事は起こらない。著者自身がモデルと思える主人公の、空虚で満たされない気持ちはよく表されていると思うが。ちょっと毛色の変わった作品。